宙組『神々の土地』感想3: 抑えめの星吹彩翔

ダラダラ感想の続き。千秋楽がきてしまう。
印象に残ったこと。

●ポポーヴィッチがろうそくを変えてくれるシーン
イリナ(うららちゃん)に「まだいたの?」と言われて、「誰がこのお屋敷を守るんで?」というポポーヴィッチ役のモンチ(星吹彩翔)のセリフにも泣ける。最後の全員ラインナップシーンでもうららちゃんに付かず離れずで灯持って先導してくれてたきがする。それを見てまた泣ける。モンチは「派手」ってイメージがあったけど、こんな抑えた目立たない役を目立たなく作ることで、泣かせられるなんてびっくりである。

●宙組下級生による貧民の皆さん
一度すごくいい席で見させてもらった。革命に奔走するゾバール(桜木みなと)や和希そらとかの後ろにいる貧民のみなさんの演技がすごいことに初めて気づいた。簡単に書くとこんな感じ。
「ものすごく辛そうでみすぼらしい貧民の女性が必死の形相で街ゆく人に物乞いする、街行く夫婦も貧乏で大変そうなんだけど、見るに見かねてパンを渡してしまう、そこに背後から走ってきたものすごくみすぼらしい貧民の男がそのパンを強奪して行く。でも多分その男も一週間くらい何も食べてなさそうな必死の形相である」
「こりゃ革命起こるのもしゃーないわな」と頷けるすごい演技だった。後ろの人もすごいんだな。つい見逃してしまう

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